高齢者や要介護者の口腔ケアでのお悩みはありませんか?

  • 投稿の最終変更日:2023年3月23日

訪問歯科診療では、歯科衛生士による専門的口腔ケアと、全身状態や口腔内の状況に合った口腔ケアのアドバイスをご本人や介護を行う方に行っております。

 

口腔内部には約700種類に及ぶ細菌などの微生物が生息しています。

その細菌の中には、虫歯菌、歯周病菌だけでなく全身へ影響する様々な菌がいます。

そのため、不十分な口腔ケアや、口腔乾燥による唾液の減少、免疫低下などが重なると、様々な感染症や全身疾患を引き起こしやすくなります。

 

特に、飲み込みの機能が低下していたり、咳反射が起きずらくなっている方は、気がつかないうちに口腔内の細菌が気管支を経由して肺に入り込み、肺炎を起こしてしまう危険性が高くなります(誤嚥性肺炎と呼ばれます)。肺炎になってしまい、体調が十分に回復できないと介護度が上がってしまうこともあります。

また、歯の喪失や歯周病が進んで食事がしずらくなると、十分な栄養がとれなくなり、体調が低下し、寝たきり、入院…と負の連鎖に陥ってしまいます。

 

これらのトラブルを予防し、元気に生活していくためには、定期的に口腔ケアを受けることがとても重要です。

訪問歯科診療のお申し込みは、ご担当のケアマネージャーさんに依頼するとスムーズに進みます。

北四番丁神田歯科やご担当のケアマネージャーさんにお気軽に悩みを相談してみてください。

この記事を書いた人:北本、遠藤(歯学博士)

監修:院長 神田佳明(歯学博士)