審美歯科

口もとから美しさを獲得できるよう、
さまざま処置をご提案いたします。

口もとから
美しさを獲得できるよう、
さまざま処置を
ご提案いたします。

昔から、明眸皓歯と言いますが、きれいな歯並びや、健康的な歯の白さは美しい口もとを演出します。

もちろん、元来生まれ持った歯が最良なのは言うまでもありませんが、
奥歯の銀歯が気になるかた、 歯の色が気になるかた、 歯ぐきの色が気になるかた、
以前に治療した歯の付け根が黒くなっているかた、 神経が死んでしまった歯が着色しているかた、 など、
ご自身の歯の形や色にコンプレックスをお持ちの患者さんは多いものです。

特に保険診療の被せ物の歯は外側がプラスチックですので、材料そのものが劣化してしまって不潔になってしまったり、
表面だけが長年の嗜好(喫煙、ワイン、紅茶など)で着色している、もしくは、土台に用いている金属が溶け出してきて、
歯肉が黒くなっている、など、原因はさまざまです。

たとえば、被せ物をかぶせる場合には、かぶせてから、「あれ?思ってたのと違う…?」では困りますので、
あらかじめ仮の歯にて様子を見て、患者さんが十分に納得してから最終的なものを装着するようにしています。
前歯が変わると、口もとの印象は大きく変わりますので、仮の歯の段階で形態をしっかりと検討していくのです。

当院では、口もとから美しさを獲得できるよう、さまざま処置をご提案いたします。
ただし、美しさの基準というのは人により様々ですので、
私たちが考える歯の美しさと、患者さんが考える美しさとは異なることがあるかもしれません。
ひょっとしたら当院では解決できないこともあるかもしれません。
治療に入る前には当院でできること、できないことをしっかりご説明して解決の糸口を探って行きます。

※専門的な矯正治療を要する際には、信頼のできる先生をご紹介差し上げます。紹介料はいただいておりません。

症例

治療後
治療後

この患者さんは、20年ほど前に前歯に装着したメタルボンドクラウン(陶材焼付前装冠)の審美不良、ならびに歯頸部(歯の付け根の部分)の着色を気にされておりました。
前歯に装着された歯頸部の歯肉の黒ずみを気にされている方は多いものです。
特に日本人の女性は笑った時に歯肉が見える方が多いので、気にされる方は多いです。

例えば、この症例一つをとっても、黒ずみにはさまざまな原因があります。

①メタルボンドクラウンは内張りとして金属を用いるため、光を遮蔽するため、影に見える。

②内部にメタルコア(金属製の土台)が装着されており、メタルコアは銀合金を用いたものが多いため、銀が流出し、歯そのものが黒変していまい、長期経過で歯肉が下がり、かぶせ物の下の歯そのものが着色してしまっている。
また、今回のケースでは該当しませんが、その他に下記の理由が挙げられます。

③喫煙による歯肉の黒ずみ
表層一層のみの黒ずみなので、薬品を用いて表面を一層剥離し、新しい歯肉を出すことで黒ずみが消えます。(症例10をご覧ください)

④メタルタトゥ(金属による入れ墨)
金属製の土台を削って形を整えた時に、切削時の破片が歯肉に刺さり、入れ墨が入る。
こういった場合には歯肉そのものの着色なので、化学薬品を用いても残念ながら着色は除去できません。
こういった場合には歯周外科処置を行い、健康的な歯肉を口腔内の他の部位から移植する必要が出てきます。
希望される患者さん全員に適応できるものとは限りませんが、もし気になる方はどうぞ、お気軽にご相談ください。