治療プラン説明とは? 仙台・北四番丁で「今なにを、なぜ」が分かるカウンセリング

  • 投稿の最終変更日:2026年2月12日

「痛みは落ち着いた。でも、結局どこが悪かったんだろう?」

「歯医者に行くたびに、言われることが変わる気がして不安」

「必要と言われた治療、ほんとうに“今”やるべきなの?」

 

歯科の通院でいちばんストレスを感じるのは、痛みよりも**“分からないまま進む感じ”**かもしれません。

そのモヤモヤを、短い時間でいったん整理して、「今後何をするのか」が見える状態にするのが、

 

北四番丁神田歯科・矯正歯科の 「治療プラン説明」 です。

 

この時間でお伝えするのは、患者さんと同じゴールを見据えて治療を進めていくために、いまお口の中にどんな病気(むし歯/歯周病/歯根の病気など)があり、なぜ治療が必要で、どんな治療が適切かを、患者さん目線で「分かる言葉」に変換して共有する時間です。

 

 

治療プラン説明は「2回目(または3回目)」に行います

 

治療プラン説明のためだけに来院していただくのではなく、2回目の治療予約に追加して行うのが基本です(状況により3回目になることもあります)。

 

治療プラン説明は、歯科衛生士が担当します。

初診で集めた検査資料と、院内カンファレンスで整理した内容をもとに、歯科医師の診断方針に沿って「今なにを、なぜ」を分かりやすくお伝えします。

 

 

 

むし歯治療と歯周病治療は「同時進行」することが多いです

 

「むし歯を治してから歯周病治療」という順番が、いつも最適とは限りません。

歯周の炎症が強いと治療の安定性に影響することもありますし、緊急性の高いむし歯は先に処置が必要なこともあります。

 

そのため当院では、むし歯治療と歯周病治療を同時に進めることが多いため、歯科医師の治療予約とは別に、歯科衛生士の治療予約も並行してお取りします。

「今日は歯科医師の日」「次は歯科衛生士の日」と分けるのではなく、必要に応じて同時進行で進めることで、状況を整理しながら治療を進めやすくします。

 

「いま何を優先しているのか」をその都度共有し、分からないまま進まないようにしています。

 

 

見落とし”を減らすために:初診の患者さん全員をカンファレンスで検討します

 

当院では、初診で検査・資料をそろえ、患者さん一人ひとりについて院内カンファレンスを行い、状態の見落としがないか、治療方針の考え方に偏りがないかをチームで確認します。

 

カンファレンスは、複数の歯科医師と歯科衛生士で行います。

※歯科医師には、歯周病・矯正・保存など各分野の専門資格を持つメンバーも含まれます。

※歯科衛生士には、歯周・インプラント領域の認定資格を持つメンバーも含まれます。

 

“ひとりの判断”ではなく、複数の視点で「現状」と「必要な治療」を整理します。

 

ここで大切にしているのは、「特別なことをする」ことよりも、ひとつの視点に寄りすぎないこと。

患者さんのお口の状態は、むし歯だけ、歯周病だけ…と単純に分かれないことが多いからこそ、複数の視点で整理したうえで、次回以降の説明や治療の流れを整えています。

 

 

治療プラン説明でお伝えすること

 

この時間でお伝えすること

  • 現状の全体像:口腔内写真・レントゲン等から見える「問題点の整理」
  • 治療が必要な箇所:どこに、何が起きているか(原因のイメージも含めて)
  • 治療の方向性:どんな治療が必要か(目的と理由)
  • 歯周病治療・メインテナンスの重要性:多くの方に関わるため、基本的にご説明します
  • 治療後の維持の考え方:良い状態を長く保つために必要なこと

 

この場では“詳しく”扱わないこと

  • 補綴の種類の比較(例:ブリッジ/義歯/インプラント等)
  • 費用の説明
  • 細かな治療の順番・治療期間を確定させるような話

 

必要がある場合は、**トリートメントコーディネーター(TC)**があらためてご案内します。

治療プラン説明は、まず「今なにを、なぜ」を明確にする場です。

 

 

例外:治療プラン説明を行わない場合もあります

 

治療プラン説明は基本的に2回目以降で行いますが、患者さんの状態やカンファレンスの判断によっては、治療プラン説明ではなく、別の説明枠を優先する場合があります。

  • 補綴(インプラント/ブリッジなど)の選択肢や見積もりの説明が必要な方

→ 「TC治療相談」

  • 矯正についての相談が必要な方

→ 「矯正相談」 または 「矯正診断/治療相談」

  • 初診時に歯科医師が、治療プラン説明と同等の内容をすでに十分お伝えできている方

→ あらためて治療プラン説明を行わず、そのまま必要な治療へ進むことがあります

 

「説明を省く」のではなく、その方にとって必要な情報を、必要な順番でお届けするための調整です。

 

 

ラクになるのは「通院」ではなく「判断」

 

本音を言えば、歯医者はできれば行きたくないですよね。

だからこそ当院は、治療を“続けさせるため”ではなく、患者さんが迷いにくくなる説明を大切にしています。

  • 「痛いところ以外も治療が必要と言われた」

→ 必要性が分からないままだと、納得できず不安が残ります

 

  • 「歯周病の話をされてもピンとこない」

→ 痛みが出にくい病気ほど、後回しになりやすいのが現実です

 

  • 「治療が終わったら、もう来なくていい?」

→ 維持の意味が分かると、再発予防が“自分の選択”になります

 

治療プラン説明は、患者さんを責める時間ではありません。

「途中でやめたくなるのは、あなたの意思が弱いから」ではなく、判断材料が足りない状態で進むのが不安だからかもしれません。

その前に、情報を整理して、納得できる状態をつくる——それが治療プラン説明の役割です。

 

 

実際の治療プラン説明でよくある質問

 

Q1. 何をするの?

  1. 口腔内写真・レントゲン等をもとに、「どこに何があるか」「なぜ治療が必要か」を整理してお伝えします。

 

Q2. 痛みが取れたのに、なぜ他の治療の話もするの?

  1. 痛みの原因だけを一旦落ち着かせても、背景の病気が残っていると再発することがあります。全体像が分かると、必要な治療の意味が理解しやすくなります。

 

Q3. 歯周病の話は、私にも関係ありますか?

  1. 歯周病は痛みがないまま進行することがほとんどで、多くの方に当てはまるため基本的にご説明します。必要以上に不安を煽らず、今の状態に関係するポイントを中心にお話します。

 

Q4. この場で治療の順番や期間まで決めますか?

  1. 大枠の方向性までです。細かな順番・期間は、処置の進み具合や追加検査の結果によって調整します。

 

Q5. 費用や被せ物の種類は、いつ聞けますか?

  1. 必要に応じて別枠でご案内します(治療プラン説明では扱いません)。

 

Q6. 資料はもらえますか?

  1. はい。**治療プラン説明を受けていただいた方には、説明に使用した資料を必ずお渡しします。**ご自宅で見返しやすいように整理した内容です。

 

Q7. 質問がまとまっていなくても大丈夫?

  1. 大丈夫です。「何が不安か分からない」という状態も含めて、一緒に整理します。

 

Q8. メインテナンスは本当に必要?

  1. 良い状態を長く保つためには、セルフケアと定期チェックで“変化を早めに見つける”ことが大切です。将来の治療負担を減らす意味でも、継続の価値があります。

 

Q9. 治療プラン説明がない回があるのはなぜ?

  1. 状態によっては「TC治療相談」や「矯正相談/矯正診断」を先に行う方が分かりやすい場合があります。初診で歯科医師から十分に全体像をお伝えできている場合は、そのまま治療へ進むこともあります。

 

 

まとめ

不安が残るなら、いったん“全体像”を整理しましょう

 

治療プラン説明は、短い時間ですが「今なにを、なぜ」が分かるように設計しています。

迷いが減ると、治療は「やらされているもの」ではなく、納得して「選べるもの」に変わります。

 

まずは初診で現状を把握することから。気になる症状がある方は、「初めての方へ」や「診療案内」もあわせてご覧ください。

 

この記事の監修:歯科衛生士 沢田優子(日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士、日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士)

※本記事は「治療プラン説明」の内容・流れを分かりやすくまとめたもので、実際の診断・治療方針は検査結果により異なります。