IFED Toyama

  • 投稿の最終変更日:2017年9月26日

9/14-16まで河阪先生に代診をお願いし、私は富山で催された国際歯科審美学会に出席してきました。

学会には世界中から審美歯科に携わる先生方が出席しており、非常に勉強になりました。

審美歯科というと、一部の芸能人やスポーツ選手のような真っ白な歯をイメージされる方が多いかもしれませんが、当院ではなるべく自然で、作り物とはわからないようなものが一番と考えております。

現在の審美歯科の潮流としてはセラミック治療もさることながら、ダイレクトボンディングと呼ばれる治療が流行しております。

セラミック治療では多くの場合、歯を削って技工物を被せますが(全く削らないものもあります)、ダイレクトボンディングでは虫歯になった箇所だけを除去し、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂を充填し、形態・色調・機能を回復する治療です。技工士さんが製作するセラミックの歯と遜色ないような治療をたくさん目にすることができ、非常に刺激を受けました。

M.I.(Minimal Intervention)といいますが、最小限の侵襲での治療が可能であるため、ほとんどの先生方がマイクロスコープを用いての治療でした。当院でも精密な治療を行う際にはマイクロスコープは、やはり必須と考えております。

 

学会期間中は富山にお住いの先生方に、初見にもかかわらずとても親切にしていただき、すばらしい学会参加でした。仙台も食べ物は美味しいですが、北陸の魚は本当に美味しく、いつ行ってもため息が出ます。

 

北陸新幹線が開通して3時間程度、本当にアクセスしやすくなりました。

先日行ったばかりですが、また機会があることを今から心待ちにしております。

 

 

北四番丁神田歯科 神田佳明